この代のパンフの編集方針は、曲目解説を重点に、クラブ紹介に力を入れるのは自己満足に過ぎないとのたまう方をよそに、しっかりとパート紹介や卒業生紹介をページを割いているのは、当時を知らない世代にとっては、よくぞ方針をひっくり返してくれたよい判断だっと拍手喝采をしたいところです。
昭和53年(1978年)11月25日土曜日18時、浅草公会堂での開演までの活動記録をご紹介致します。
<マンゾマンドリンクラブの一年>
1977.11.21
第13回定期演奏会(世田谷区民会館)
1978.1.14
追出しコンパ(新宿)
3.25-3.28
春合宿(岩井)
今まで、僕等と一緒に4年生の、きつい言葉で泣いていたのに、突然、
偉そうな最上級生に変身する記念すべき日
5.4-7
法政・大妻合同合宿(岩井)
女子大生と一緒に合宿できる喜びを、隠しきれずにヨダレをたらす男子部員続出。
この様子を、しらけた顔でみていた、さる女子部員曰ク、「今後、ジョイント・コン
サートする時は、絶対共学ヨッ!」
5.13-14
新入生歓迎合宿(岩井)
入部以来、隠し続けてきた新入生の本性が、ついに暴露される日
6/23 法政・大妻joint concert(浅草公会堂)
7月某日
K君、何故かベースパートに移動
9/1-8
夏合宿(志賀高原)
練習の合間をみては、真夜中であらろうと、ロビーに数人が集合、TVゲームに熱中する日々が一週間続いた。「あっ、やった700点ちょうど」「な、な何と6点」皆、疲れもみせず元気に帰途についた
11/16-20
強化合宿(岩井)
N氏の提案により、昨年より一泊増えてしもうた。夏合宿の、つけがまわったか
皆、疲れをみせ、眠そうに帰途についた「やっと終わった」
11/25 第14回定期演奏会(浅草公会堂)
<パート紹介>
1st
・・・下級生を相手に真剣に遊ぶ我らが1stトップの真の姿なのです。笑み一つもらさず、息をするのも遠慮がちなあの緊迫したパーレスを誰が想像できるでしょう。
2nd ここは信濃の山の中。
・・・合宿途中参加のトップN氏は、
最初のお茶会でマンドリン片手に”飛んでイスタンブール”を演奏し、練習に疲れている皆をア然とさせたり、睡眠不足のため???頭が馬鹿になったと言っては練習中にさえ訳の分からぬことを言います・・・
DOLA ・・・クラブにおいて影の大ボスと言われているトオルさんい率いられています。サブトップのチヨミさんは、法大マンクラの幼児語の元祖でありまして、サブコンの吾妻さんは、夏合宿ではビスケット主食とし、木村さんは、テレビゲームの王者として君臨し、一躍夏合宿でのスターダムにのし上がり、まけじとポンちゃんこと小峰さんも毎日トレーニングに励んでいます。
ギター ・・・僕達がマンドリンクラブの縁の下のおじゃま虫、ギターパートです。・・・今年の夏合宿、一日の練習が終わると、おもむろにお酒を持ち出し過ごす語らいのひととき、その時の為だけに練習に耐えた男達。練習中おとなしく、時間があればTVゲームに情熱を燃やした女の子達。・・・
bass ・・・5人を紹介します。まずは、トップの池田氏、スポンジケーキのようなほっぺたを激しくゆさぶりエネルギッシュな演奏をする彼にご注目ください。サブトップの潮田氏はクラブ一の女好き。そんな彼も音には人一倍うるさく・・・。そして今回よりベースに移動した柿沼氏はギターにかけてはチャーも真っ青という腕前。・・・
cello ・・・伝統的に女人近世の少数精鋭パートなのです。・・・一週間余りに及び合宿中は、布団を敷いたまま、見渡せば乱雑にゴミがちらかっている部屋の中で、4人の大の男達が、眠い目をこすらながら必死に練習しています。カップラーメンをすすりながら延々と3~4時まで続くこの練習。これが「男の園」と呼ばずに何と呼べましょう。・・・
Fl,Cl ・・・佐藤先輩はいつも”よだれの出そうなほどの美人”(フルートのこと)を抱いて寝て、美人がいないとモ~タ~イヘン。中村君は吹奏中、とっても船こぎが上手。紅一点のれい子chanは、よせばいいのに将来のミスマンドリンクラブを目指中とか。・・・井出先輩は音楽的センス抜群、楽器の扱いは天下一品、女性の扱いは・・・?下宿がかわり、呑んべえ集団の有楽町線グループから追放された松浦さんは最近顔色が良くなったとの?フルートをふけば、佐藤先輩も真っ青という安藤君は、なぜか蔵にネットの迷奏者。・・・
conductor ・・・まずは、遠藤さん。足長の背高のっぽ。
彼が指揮台に立ったとたん張りつめる練習場の空気。・・・反面指揮台をおりると話のわかる兄貴。自分の意見をのべる彼の話はしみじみとしてとかく長くなりがちなのです。続きましてサブコンダクター吾妻君。ボロボロのLARKの紙袋をぶらさげて、今日も練習にあらわれます。